中国の深圳でSIMロックを解除した話
中国の深圳(シンセン)に行くことになりました。
2018年4月の終わり頃の話です。
それまでの自分はずっとauのキャリアと呼ばれる携帯を使っていました。
しかしながら、「携帯本体のローンが払い終えたにも関わらず毎月の支払い金額が変わらない!」
そんな理不尽な事に腹が立ったので、格安スマホにするべく、ヤフオクでSIMフリーの携帯を購入。
ちなみに格安スマホへの移行はこちらのブログがとても参考になった。
3大キャリアから、スマホ代月々1690円の格安SIM「LINEモバイル」へ乗り換える最安申込み手順 | 八木仁平オフィシャルブログ
しかしSIMフリーのはずが海外の SIMでは使えない!?
調べたら「ドコモ系の格安MVNO SIMのみ使用可能です」との事
(それってSIMフリーって言えるのか・・・)
そんな時に知り合いから「深圳なら1000円くらいでSIMロック外してもらえるよ」と聞き、今回の旅行の目的の一つに加える事にしました。
そして、道中いろいろあったものの、無事に深圳に到着。
仲間たちと一緒にSIMロック解除をしてくれるお店を探す事にしました。
深圳の電気街である華強北(ファーチャンペー)
「解鎖」と書かれたスマホ修理の店舗がSIMロックを解除してくれる店で、以外とすぐに見つかった。
(中国語だとこう)
店の人に値段を聞くと「150元」と言う。
為替レートは17円=1元くらいで、2550円くらい。
ちょっと高いので「それなら結構です」と伝えると120元になった。
そのくらいならいいかなと思い依頼する事に。
解除するにあたり、確認用のSIMを出してくれと言われたので香港SIMを渡す。
そして待つ事10分・・・
結局「うちではちょっと無理」と言われ、仕方ないので別の店に行く事にした。
2軒目は地下街にあるスマホ修理の店。
また150元と言われたので、店にあった電卓で「120元」と打ったらすぐにOKが出た。
そしてどこかへと持って行かれるマイiphone。
別の店舗の人が対応するようで、複数ある同じような店はライバルではなく共同で仕事をする仲間のようだ。
椅子に座って待ってる時に別の客が来た。
ipadのガラス部分にヒビが入ってるので直して欲しいとの事。
せっかくなので修理を見学する事にした。
タブレットの修理の方法は
- カミソリのようなもので本体の隙間に刃を入れカバーを外す
- 特殊なドライバーでネジを外し部品も外す
- 専用の機械にipadを置き温める(接着剤を熱で溶かしている)
- 十分温まったら、金属の糸でガラスと本体の間を分離する
- そして新たなガラスに接着剤を着けて元の形に組み直していた
もっと細かいところはあったけど、掻い摘んでいうとこんな感じ。
ちょっと難しいけど練習すれば自分にもできそうだ。
そうこうしている間にiphoneが帰ってきた。
無事に香港SIMは使えたんだけど、アダプタ(通称下駄)を履かせての解除だった。
知人は「下駄でこの値段は高いなぁ」と言ってたけど、まあ仕方ない。
ちなみにこのアダプタは格安のLINEモバイルのSIMには「SIMカードなし」と表示され使えないので、日本では外して使っている。
おわり